今までもこれからも、

2020年1月7日、横浜アリーナSixTONESはジャニーズJr.として最後のコンサートを終えた。

2020年1月22日にCDデビューを控える彼らにとって、ジャニーズJr.としての最後のステージだった。

開演から終演まで、6人が必死に何度も何度も伝えてくれる『ありがとう』に何度も涙した。彼らはいつも、ファンのおかげで仕事ができるんだと言ってくれる。そんな彼らに『ありがとう』を少しでも返したい、伝えたい、そんな風に思った公演だった。

『初動ミリオンを達成しよう』と目標を掲げてくれた彼らだが、かなり不安なんだろうなというのがひしひしと伝わってきた。「大丈夫かな??」って何度も不安そうにファンに聞く北斗くん、「この不安な気持ちを消すために楽しいことしよう」って言う樹くん。なんて素直な気持ちの吐露だろう。でも、「無理な数字では無いと思う」とはっきり言ってくれたから、彼らが望むなら頑張りたい。何としても初動ミリオンを達成させてあげたい。数字で示すことで彼らに少しでも『ありがとう』を伝えたい。1度きりのデビューシングル、後悔しないような結果を、どの後輩にも絶対に抜かれないような記録を、作って欲しい。



私がSixTONESのメンバーを応援し始めて、Jr.担を始めてもう11年ほど経つ。時の流れ早すぎてビビる。ジャニーズJr.としての北斗くんを、慎ちゃんを、SixTONESをずっと応援してきたから、遂にJr.じゃなくなるんだと思うとなんだか急に寂しくなった。
冒頭のNEW WORLDでもう目頭が熱くなって涙を堪えるのに必死だった。
センステで『Be Crazy』を歌ってる彼らを見ながら『初めてもらったオリ曲をこんな風に歌う日が来るなんて夢にも思わなかったな』とか思ってまた泣きそうになった。
北斗くんが『このTrackを一緒に歩いてくれませんか』って泣きながら叫んでくれたとき、ジェシーが『俺らならできるよなぁ?!』って鼻真っ赤にしながら泣くの我慢して叫んでくれたとき、多分この人たちには一生敵わないと思った。私はきっと一生をかけてこの人たちに魅了されるんだろうな。
なんの根拠もないけど、SixTONESならどこまでも進んでいけると思った。こういうのを最強っていうんだなと。感覚というか第六感というか、なんかよく分からないけれど、SixTONESに関わるものや触れるものは全部SixTONESの世界観の中に取り込まれちゃうみたいな。とにかく、この6人はきっと私たちがついていけないようなところまで進んでいくんだろうなと思った。でも不思議と寂しくはない。誰にも負けない、唯一無二な、最高で最強なSixTONESを見ていたいし、そういう彼らが大好きだから。どこまでもでっかくなろうね。


歌詞をアレンジしてファンへの感謝を伝えてくれるメンバーがいたり、マイクを置いて地声で歌ってくれるメンバーがいたり、終始ファンへの感謝を伝え続けてくれたのがすごく印象的だった。


きょもが「俺たちがジャニーズJr.で締めたい」と言ってくれたおかげで、ファンも彼らも最後のジャニーズJr.を噛みしめられた気がする。きょもの提案でお兄ちゃんズは号泣しだすし、『俺たちがー?ジャニーズJr.ー!!!!』ってやり終わった後、メンステで6人で円陣組んで死ぬほど泣いてたあの姿はきっと一生忘れられない。ボロボロに大号泣してるSixTONESを見てファンも死ぬほど泣いて、自然とSixTONESコールが巻き起こったあの空間は絶対に絶対に忘れたくない。SixTONESが何度も何度も伝えてくれるありがとうを、ファンも少しだけちゃんと返せた気がした。

あんなに泣いてるSixTONESは初めて見た。お兄ちゃんズ5人がボロッボロに号泣しちゃっても、円陣を組んでる背中をポンポンってしながら1人だけ顔を上げて少しだけ困ったように泣き笑いする、優しくて暖かくて誰よりもSixTONESのことが大好きな末っ子が愛おしくてたまらなかったよ。


次にSixTONESに会いに行く時は、もうSixTONES(ジャニーズJr.)ではないんだね。

10年以上もアイドルでいる選択をし続けてくれてありがとう。たくさん悩んで、乗り越えてくれてありがとう。この6人に拘ってくれてありがとう。SixTONESに全てを懸けてくれてありがとう。ファンのことを信じてくれてありがとう。SixTONESを好きになってくれてありがとう。

どれだけ伝えても伝え切れないくらいの『ありがとう』をSixTONESに伝え続けたい。だから今までもこれからも、ずっとずっと最強でいてね。


SixTONESに出逢えて本当に幸せ!ありがとう!

デビューおめでとう。
ジャニーズJr.卒業おめでとう。



2020.01.07